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講師のコラム

実は私は・・・
著:矢澤彰康

保険大学講師の矢澤彰康です。
普段は余り人には言わないのですが、実は私は大の温泉好きなのです。
その事をよく知っているのは秋田の工藤副会長。私が秋田へ行く時などは「矢澤さん、今度はどこの温泉にするべ?」と聞いてくるほどなのです。

私が温泉に興味を持ちだしたのは20年ほど前に転勤で大分県の別府に行った際、借り上げ社宅として温泉付きの一戸建てに住んだときからです。
温泉はよく注意してみると毎日微妙に色が違うのです。要するに混ざりものが少しずつ違ったりする。素人目にも晴天の続いた時と、大雨が降った直後では、はっきりとわかります。最初は妙に嬉しくて休みの時などは朝昼晩と小原庄助さんのように楽しんでいたものです。
別府のみならず大分県はご存知のように湯量と泉種が非常に豊富であり、家族(子供はまだ小さかった)であちこちドライブするときは必ず手ぬぐいを持参していました。

現在も全国的に出張が多いのですが、時間が許す限り、温泉を調べて日程調整を密やかにやっている次第です(会社には秘密です)。そうは言っても会社員というのはそれほど自由が利く立場でもありませんので、思うとおりにはなかなか行きません。従って結果的にはさほど温泉への訪問回数が多いと言うほどではないのです。

今まで行った温泉の中で、私のイチ押しというのを2〜3ご紹介しましょう。
1. 青森県の酸ヶ湯(スカユ)温泉
典型的な大衆温泉で千人風呂と言われる大きなブナ材の浴槽で、泉質はその名のとおり強烈な硫黄系酸性です。風呂に入って顔を洗おうものならばもう大変です。目が開けられません、強烈な酸が目に沁みるのです。温泉の色は白濁していて飲泉も可能ですが、あまり飲みすぎると間違いなく下痢します。そして混浴です。よほど運が良ければ若い女性と巡り会うこともあるのでしょうが、私にはその経験はありません。大抵は「昔若い女性」ばかりであります。湯に浸かっていると本当に極楽で「これぞまさしく温泉!」といった印象を強く受けます。
昨年秋にプライベートで女房と東北旅行し、酸ヶ湯にも行きましたが、女房も大感激(但し女房は女性専用時間帯にて入浴)していました。
酸ヶ湯のもう一つの見所は温泉の建物のほかに宿泊棟もあるのですが、その中に棟方志功の立派な版画が無造作に展示してあるのです。これもイイ!青森市内にある棟方志功記念館よりもイイ作品があるのではないかと思います。是非一度お試しあれ。
温泉名 酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)
所在地 青森県青森市荒川字南荒川山国有林酸ヶ湯沢50
交通 JR東北本線青森駅から十和田湖行きバス1時間20分、酸ヶ湯温泉下車すぐ
自動車 東北自動車道青森IC→国道7→国道103。青森ICから30・
歴史 津軽旧記抄(元禄15年正月8日)に「(前略)当春は例年より早く小屋懸させ湯奉行より湯に入候者之名所は湯銭高迄帳面いたし」とあり、春の湯治の時だけ藩の役人が駐在していた。
泉質/泉温 酸性硫黄泉/52〜89度
効能 リューマチ、糖尿病、通風、胃腸病、皮膚病、神経痛、筋肉痛、婦人病、水虫、痔疾など
問合せ先 酸ヶ湯温泉 TEL.017-738-6400
2. 大分県の寒の地獄(カンノジゴク)
大分県から熊本県に続く山並みハイウェイがあって景色のイイ飯田高原(ハンダコウゲン)、長者原(チョウジャバル)の先に寒の地獄があります。ここは冷泉で尋常な冷たさではありません。恐らくは12〜3度ではないでしょうか。膝下を入れるだけでも全身震えが来てどうにもしようがないほど冷たいのです。冷たいのにも拘らず温泉なのかと思いますが、温泉の定義というのは熱いものは間違いなく温泉ですが、それ以外にも様々な鉱物が混入しているものも温泉なのです。従って寒の地獄も例外なく温泉なのです。
ここで私は無謀にも首まで浸かって入り、直後に今度は熱い温泉にと交互(約8回)にまるで苦行のように楽しみました。後で熊本や大分の代理店さんにその事を話しましたら、よく首まで入れたもんだと妙に関心されました。体中の悪いものが一気に外に出てしまうような感じで、上がった後はすこぶる爽やか、と同時にものすごい疲労感も感じた次第です。
心臓の悪い方は無理なさらないほうが良いかもしれません。
温泉名 寒の地獄(かんのじごく)
所在地 大分県郡玖珠郡九重町飯田高原
交通 大分自動車道・湯布院ICから国道210号県道11号(やまなみハイウェイ)経由で約27km
泉質/泉温 単純硫化水素泉/源泉13度〜14度
効能 水虫、田虫、皮膚病、慢性金属中毒症、感冒予防など
問合せ先

TEL.09737-9-2124

 
3. 秋田県の乳頭温泉の田沢湖高原
秋田の乳頭温泉は細菌盛んにマスコミで取り上げられて有名で、中でも鶴の湯が有名です。それらの予約が取れずにやむなく田沢湖高原に宿泊したのですが、これが良かった!乳頭温泉郷のほぼ入り口にあるのですが、人によっては、田沢湖高原は乳頭温泉には含まないという人もいます。同じ保険大学講師の矢島先生からもそのように言われましたが、私はそんなことはどちらでもよく、要するに温泉そのものはすばらしいと思っています。
昨年11月に行きましたが、紅葉次期はとうに過ぎており、露天風呂からはブナ林、そしてその向こうに満月の月は最高でした。また、この宿泊施設がGoodです。食事もバイキング式で、よくある温泉旅館で欲しくも無いようなものがゴテゴテ並んでいるのは興ざめですが、その点バイキング式は実にイイ。特にその次期は秋田のキノコ料理が抜群に美味しかった。
温泉名 田沢湖高原温泉郷
所在地 秋田県仙北郡田沢湖町
交通 JR秋田新幹線田沢湖駅から羽後交通バス高原温泉または乳頭温泉行きで35分、高原温泉下車
自動車 東北道盛岡ICから国道46号線で50分
泉質/泉温 単純硫化水素泉・単純硫黄泉/65〜72度
効能 火傷、外傷、高血圧、糖尿病、 動脈硬化、皮膚病、婦人病など
問合せ先

田沢湖観光情報センタ− フォレイク 0187-43-2111

 
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